CVV(シビル・ベテランズ&ボランティアーズ)主催 市民見学会
玉造(たまつくり)から 大阪城(おおさかじょう)へ
帝塚山古墳から出発した「上町台地の緑の森を訪ねて」シリーズは、いよいよ第4回を迎えました。
今回は、JR玉造駅から出発して、東を北流していた猫間川を偲んだあと、往古三韓館があったといわ
れる「唐塚」(松之木大明神)や、いろいろな碑石がある「玉造稲荷神社」を訪れ、そのあと、細川ガラシア
夫人や高山右近で知られている「聖マリア大聖堂」や「越中井」、ピロティホール内の森之宮遺跡展示室を
見学。ついで、大阪城公園内に入り、「城内焼亡埋骨墳」を見て、「においの広場」を経て、緑の林を抜け、
玉造門跡から大阪城に入りました。
大阪城でも、いろいろな碑石のほか、戦争の傷あとを訪ね、最後には、このシリーズでは初めての、阿
倍野区から流れてきた雨水等を大川(旧淀川)へ排水している「弁天抽水所」を見学しました。
当日の記録です。
日時:
平成18年4月29日(土)(みどりの日)  9:00〜13:00
集合場所:
JR玉造駅「みどりの窓口」付近
解散場所:
地下鉄鶴見緑地線 ビジネスパーク駅
参加者:
80名
(参加者多数につき、2班に分かれて見学)
(見学会終了後の交流会参加者=50名)
見学順路:
下図参照  (各見学地の説明、写真は次ページをご覧ください)
     (※) 上図右の見学地名をクリックすると、その見学地の説明がみられます
1班・茂岡リーダー
2班・平尾リーダー
出発前の注意事項に耳を傾ける参加の皆さん
いざ出発 !!
参加の皆さん (弁天抽水所にて)
見学地の説明、写真はこちらからご覧下さい。

回を追う毎に参加者が増えたシリーズでしたが、今回は80名もの参加を得、総合説明のあと、2班に分かれて定刻
9:00に玉造駅を出発しました。幸い天候にも恵まれ、新緑の中を散策しながら上町台地に残る歴史的遺跡を見学し、
今回の最終の特別見学所である「弁天抽水所」に到着しました。
ここで、1、2班が合流し、記念撮影のあと、大阪市のご協力で、「弁天抽水所」の施設を見学させて頂きました。
「弁天抽水所」は、大阪市東部を水害から守るために埋設された下水管の水を、大川に排水する大ポンプ場で、普
段はめったに見ること出来ない施設です。
会議室で、施設の概要を説明して頂いたあと、全員が乗れる大きなエレベーターで地下30メートルまで降り、排水
ポンプを動かすための、10000KWのガスタービン発電機などを見学しましたが、皆さん目を輝かせて見入り、耳をそば
だてて聞き入っておりました。大変有意義な見学会の締めくくりだったと思います。
解散後、ビジネスパーク内にある、蕎麦店「そじ坊」で、参加者交流会を開催しましたが、50名もの多数の方が参加
して下さり、楽しく歓談出来ました。
皆さんから、声が寄せられました。
今回の見学会にあたり、平尾会員、茂岡会員には、資料作りから下調べ、ガイドと、本当にお世話になりました。
また、「弁天抽水所」の見学で、北村会員にはいろいろご尽力頂き、大阪市の皆さんにもお忙しい中、説明、案内と
大変お世話になりました。この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。
お蔭様で、事故も無く、無事見学会を終了することが出来ました。交通安全、グループのまとめに目を光らせて、協
力してくださったCVVの参加会員の皆さん、大変お疲れ様でした。有難うございました。
CVV担当一同