藤澤様の事

                                       鉤 真幸(元近畿日本鉄道)

 藤澤様と初めてお出会いしましたのは、平成14年5月だったと記憶しております。
栗東市の新幹線新駅設置のコンペに参加させていただいた時でした。 たまたま栗東市と私の住居が近いということから、松下様の紹介によってCVVに入れていただき、このようなご縁を持たせていただいたわけですが、コンピューターに深い造詣をお持ちの、藤澤さまの印象が強く心に残っております。
 とっつきにくいコンピューターの技術的な事柄を、淡々と説明していただいたことが思い出されます。 お話をされる言葉の中に、少し聞き取りにくい部分があるなあという印象を受けたことがあったのですが、舌の手術をされたということをあとからお聞きしまして、そのことが判りました。

 メーリングリストに入れていただき、老人生活を少し活性化させていただいたような気分になり、喜んでおりますが、これも藤澤様のお陰だと感謝しております。
 老人がコンピューターを使いあぐねている姿を、藤澤様が遠くからご覧になりながら、しっかりせんかい、とお叱りを受けているような気がします。
 藤澤様のご経歴を拝見しまして、現役時代にひょっとしたらお出会いしていたかも知れないなあ、と思っているような次第です。
 ご家族の今後の益々のご多幸を、お祈りいたします。  寒さに向かい、ご自愛ください。


                                        
    
                       松下晴彦さんの「花だより」から



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