23 大浪橋(おおなみばし)

  大浪橋は、昭和十二年(1937年)三月、木津川の大正橋下流に、第二次都市計画道路
 難波泉尾線の橋として架設されたトラス状の鋼アーチ橋で、非常に重厚な感じがします。
  文字通り大正区と浪速区を結ぶ橋として両区の頭文字をとって大浪橋と名付けられました。

  大きな帆船が上り下りするため、橋脚をなくし、橋長81.5mを一跨ぎする橋で、幅員は、19.4
 mと広く、橋の桁下高を確保するために、鏡面が高くなり、取り付け道路は、かなり高くなってい
 ます。

     
                       「大浪橋」全景

          
                        「大浪橋」 (大正区側)