CVV・2007年度 第3回見学会
安治川大水門・阪神なんば線 
安治川大水門は、昭和25年のジェーン台風、昭和36年の第二室戸台風による大被害を契機に、西大阪の
高潮対策基幹施設として完成、大阪の守り役として大活躍してきましたが、筑後38年を経過し、一部装置で老朽
化が目立つため、現在、安治川水門を含む三大水門の総合的・効果的な改築検討が進められています。そこで
今回、定期試運転日を利用して、大水門の開閉操作等を見学し、さらに「大阪府の津波・高潮の防災ビデオ」を
見せて頂き、防災学習を深めました。
また、同じ地区で、阪神間から大阪都心部へのアクセス機能を大きく強化し、阪神と近鉄との相互直通運転に
より、神戸・大阪・奈良を結ぶ広域的な鉄道ネットワークの完成を目指して鉄道建設が進んでいます。第3セクター
の西大阪鉄道(株)が、高架橋や地下隧道などを建設し、阪神電気鉄道(株)が施設を賃借して運営する上下分離
方式で、平成21年(2009年)春開業に向けてピッチの進んでいる、大詰めの段階の工事現場を見学しました。
日時: 平成20年3月17日(月)  13:00〜16:00
見学場所:
安治川大水門 及び 阪神なんば線「安治川橋梁」周辺工事
参加者:
34名
見学風景

幸い天候に恵まれ、沢山の方にご参加頂いて無事見学会を終えることが出来ました。
普段見ることの出来ない大水門の開閉や、鉄道建設現場を見学出来て、大変有意義な1日でした。
大阪府西大阪治水事務所並びに西大阪高速鉄道(株)の皆様には、お忙しいところを、ご親切、丁寧に
ご説明、ご案内頂きました事を厚くお礼申し上げます。
また、今回の見学会の企画、実施を担当して頂いた茂岡会員、有難うございました。
CVV担当一同