2.JSCE 関西支部共同研究グループ
H14年度,交付金20万円
H15年度も採択
本日の総会を共同研究グループのワークショップの位置付けとしている。
また,平成15年度関西支部年次学術講演会講演概要に共同研究グループとして
活動報告を投稿予定(3月10日原稿提出期限)。
3.活動状況は各グループから報告
それ以外の働き
・神戸大学工学部建設学科土木系就職面接リハーサルの面接官
中尾順二氏,中山 学氏(2003年3月)
中山 学氏(2002年3月)
池亀建治氏,酒井 貞氏,片桐知子氏(2001年3月)
・メンバーは年の功で多芸多才(CVVホームページに掲載)
<酒井 貞氏>
CVVアートギャラリーの木津川橋梁の絵画を大阪のケーブル
テレビ「シティウェーブおおさか」の番組のタイトルバックに
使用させて欲しいとのことで制作担当者より連絡あり。
<松下晴彦氏>
花だより(写真)
4.活動は遅々としているが7年間も何故続くのか?
<堀田 力氏>
(さわやか福祉財団理事長,ロッキード事件の鬼検事,法務省
人事畑におられ57歳で退官)
NPOについて,企業がNPOから学ぶべきことはその「志」である。
<藤原正彦氏>
(数学者,御茶の水女子大学教授,「若き数学者のアメリカ」新潮社,1977)
「数学者の国語教育絶対論」,文藝春秋,平成15年3月号:
日本人は論理的思考や表現を苦手とするといわれる。現実世界の「論理」は
普遍性のない前提から出発する(数学における論理は真か偽で明白)。その出発点
の選択は情緒による。この情緒と云っても喜怒哀楽のような原初的なものではなく,
もう少し高次の情緒のもので,教育によって育まれるもの。それには「他人の不幸
に対する感受性」,「なつかしさ」,「美しいものを愛でそれに感動すること,
美的感受性−自然科学の研究でもその指針」,「勇気、誠実、正義感、卑怯を憎む心
(武士道精神)」などがあり,それの修得に読書・国語力が必要という文脈なのですが,
私が感動したのはその次にありました。
これらの情緒の役割は頼りない論理を補完したり,学問においても重要という
ばかりでなく,これにより「人間としてのスケールが大きくなる」。地球上の
人間のほとんどは利害得失ばかりを考えている。これは生存をかけた生物としての
本能である。しかし,人間としてのスケールは,この本能からどれほど離れることが
出来るかで決まる。頭の9割を利害得失で占められるのは止むを得ないとして,
残りの1割の内容で人間としてのスケールが決まる。
CVVが7年間続いてきたのは,メンバーの「志」の高さと,利害得失から離れた
ところで活動している「人間としてのスケールの大きさ」の故ではないかと感じています。
本日,仕事のため欠席を余儀なくされているメンバーに妹尾嘉之氏がいます。
コンサルタントで夜中まで仕事をされていて,同じような感想を mail に記しておられました。
5.ベテランズは人生半ばを越えて病のベテランでもある
我々にとってかけがえのないメンバーである隅野哲郎氏,藤澤政夫氏は持病と共に
生きておられます。病のベテランでそのしんどさ・辛さを本当に分かっておられる故に
支えあう力にすごいものがあります。我々もそれにより勇気付けられています。