[ 北花田跨道橋 ]
( きたはなだこどうきょう )
( KITAHANADA OVER BRIDGE )
北花田跨道橋は、「大阪高石線」と「大堀堺線」が、交差する北花田交差点(地下鉄:「北花田駅」駅舎
上)にて施工された上・下部一体の直接基礎を有する連続鋼床版箱桁ラーメン橋である。
立体交差工事は、通常大規模な車線規制を必要とし、工期も長期にわたることから、工事期間中の
交通渋滞、工事騒音等、周辺へ与える交通環境・地域環境のさらなる悪化が大きな問題となる。工事に
よる影響をできるだけ短縮し、工期1年余りで供用可能な工法として、地下鉄御堂筋線「北花田駅」駅舎上
に鋼製の上・下部を一体化した橋梁とし、直接基礎を介して設置する橋梁が開発された。
すなわち、工期の短縮化を狙いとし、基礎構造を省略する画期的な橋梁として実現された。
新規性に富んだ橋梁と高く評価され、土木学会関西支部より、平成8年(1996年)度「技術賞」「奨励賞」
を受賞している。
( Google Earthより )

全景 (中央部)
北東角より
西側北方
西側南方
東側北方
桁下
橋下の駐輪場