「CVV」について

CVVは、シビル・ベテランズ&ボランティアズの略称です。 土木学会関西支部FCCの構想により誕生しました。
社会基盤を支える土木事業は、公共の利益を考慮する行政の計画と営利を目的とする企業活動によって実施されてきました。
土木技術者は、行政あるいは企業の一員として社会に役立つ気概をもってその役割を果たしてきましたが、定年退職後は
一個人に戻ってしまい、高度の能力を発揮できる場がなくなります。
しかし、実質は高い見識のもとに、「生活者の視点から社会基盤整備に貢献するシビルエンジニア・ベテランズとして活動で
きるのではないか」 という強い思いがありました。そこで、自主的に結集した土木技術者OBによって広範なネットワークを構成し、
中立的な立場から情報提供や助言を行い、“公共事業がより密接に社会に組み込まれるシステムを開発する”という構想が
生まれました。
FCCがこの構想を土木技術者OBに示してアンケート調査(資料箱参照)を行ったところ、回答者の8割強の人が「このような活
動に関心がある」と答えました。 そこで、フォーラム「もう一肌ぬぎませんか〜シビル・ベテランズ登場への期待〜を実施しま
した(1998年10月)。 その結果、1999年1月に「CVV発足会」を迎えることができたわけです。
<CVV活動の柱>
CVVでは、「まちづくり」「アドバイス・技術伝承」「防災」の3グループに分かれて活動しています。
“メンバー個人個人が楽しく”がモットーです。
 「CVVサロン」も毎月開いて、活動の総合的な方針を話しあっています。