[ 関西国際空港連絡橋 ]
( かんさいこくさいくうこうれんらくきょう)
( SKY GATE BRIDGE R )
本橋は、海上に位置する関西国際空港と陸岸とを鉄道と道路で結ぶ世界最大級の連絡施設であり、
円滑で安全な定時交通を担う橋梁(愛称:スカイゲートブリッジR)として建設されたもので、開港直前の
平成6年3月(1994年)に完成している。
この空港は、我が国初の24時間運用の国際空港として、航空機騒音等の環境問題を重視し、住居地
から離れた大阪南部の泉州沖5kmの海上を埋め立工法で建設されたものである。海上での大水深、軟
弱地盤という厳しい自然条件や船舶航行の多い海域での架橋工事に対して土木学会から田中賞(平成
3年度)が授与されている。
海上連絡橋であるため桁下には一般航行船舶の往来を可能とする航路条件に加えて、上空には航
空機の離発着に支障のないよう航空路に対する空域制限がある。さらに鉄道・道路併用橋であることか
ら、海上部3750mのうち2700mは道路・鉄道が上下一体となる区間で安全性と経済性の高い3径間連続
鋼ダブルデッキトラス橋形式(最大支間長150m)、前後の1050mは道路・鉄道が分岐する区間で鋼連続
鋼床版箱桁橋形式(最大支間長109m)を採用している。
また海上部橋脚は、軟弱地盤で航行船舶の多い海中に設置される特殊条件であるため、短期間に大
型クレーン船で吊込み一括設置できる鋼製橋脚形式とし、耐震性や剛性の確保として鋼製脚柱に中詰
コンクリートを充填する構造が採用された。架橋区間の地盤は、沖合になるほど軟弱な沖積層が厚く堆
積しており、洪積層についても明確な支持地盤がみられないため、地盤との周面摩擦力による支持方式
を考慮した長尺摩擦鋼管杭(φ1.5m、最大杭長58m)が採用された。
空港島に接続する区間の橋梁は、軟弱層上に埋め立てた地盤にあるため、長期間に渡る地盤の変形
を常時計測し将来予測をして沈下対策が施されている。
                        俯瞰図                 (Wikipediaより)

全景
和泉佐野方
上:道路橋、 下:鉄道橋
海上のトラス部
道路橋(鋼箱桁)桁下

[ りんくう公園 ]
モニュメント「四季の泉」
「四季の泉」説明板
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マーブルビーチ
杜島
「杜島」説明板
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