[ 千歳橋 ]
( ちとせばし )
( CHITOSE BRIDGE )
本橋は、大阪市大正区の大正内港に架かっている。
主径間部260mをアーチ構造、側径間部105mをトラス構造とした。2径間連続ブレースドリブアーチ型式
を採用している。
大正区と近隣地区を結ぶ橋梁は、千本松大橋、新木津川大橋、なみはや大橋等の長大橋が建設され
てきた。しかし、大正区内の交通混雑緩和には大正内港をまたぐ橋梁が必要とされた。
大正内港を利用する船舶のじゃまにならないように、桁下高さと橋脚位置に制限があり、支間長260m、
桁下高さ26mを満足する形式が選ばれた。
架設は主径間のアーチ部と側径間のトラス部に分けて地組立、台船曳航、フローチングクレーンによる
大ブロック一括架設が採用された。
また、アーチ部とトラス部の連結には、モーメント連結法を採用した。
本橋は片側に幅3mの歩道が付設されている。橋を渡るためには30m近くの高さを上がり下りしなけれ
ばならないが、上から見る大阪湾岸部の景観はすばらしい。遠くに見える港大橋の赤と、本橋の青が鋼橋
の構造美をきわだたせている。
平成15年(2003年)に土木学会田中賞を受賞している。

全景
側面
橋名鈑
大正区鶴町側アプローチ
アプローチ桁
橋上面
港大橋から見た「千歳橋」 (手前は「なみはや大橋」)

千歳橋にて