[ 平林高架橋 ]
( ひらばやしこうかきょう )
( HIRABAYASHI VIADUCT BRIDGE )
本橋は、阪神高速道路湾岸線が、大阪市と堺市の境界にある大和川渡る斜張橋の大和川橋梁に
つながる2径間連続鋼床版2箱桁橋である。
25°の角度で渡った大和川橋梁につづいて、大阪市側の堤防に沿って曲がるため、大きな曲線が
入っている。
支間長が180mを超える箱桁橋は、国内最大級で、中間支点の箱桁断面は、幅6.5m 高さ8.4mにも達
している。その大きさのために、箱桁断面は、分割製作されており、幅方向は5ブロック、高さ方向は2ブ
ロック構成となっている。下フランジ及びウェブの一部には高強度のHT80材を用いて自重を軽減すること
により経済性に配慮している。
河川部の架設は、ベント1基を用いて、桁上のクレーンにより順次張り出して行われた。
ともすれば、桁橋は、路面を走行中には縁の下の力持ちとして、その存在が意識されないが、下の道
路を走行中に見上げれば、その大きさが実感できる。
昭和58年(1983年)に土木学会田中賞を受賞している。

        平林高架橋   (大和川右岸)
ジョイント部
ジョイント部桁下
中間部桁下
大和川橋梁方
橋脚部
大和川橋梁ジョイント部桁下